第14号 2024年4月
≫特集 SWSP市民フォーラム2024 「豊平川野生サケ 10年後の景色を語ろう!」
特集では、1月に行われた「SWSP市民フォーラム2024」の様子を掲載しています。今年はSWSP設立10周年と豊平川さけ科学館40周年の年となり、NHK札幌放送局様と共催で開催しました。当日は128名の方にご参加いただき、節目の年に素晴らしいフォーラムの機会を頂けました。
SWSPの有賀共同代表から豊平川のサケの今後の展望について発表しました。SWSPが設立後10年間にわたる取り組みの結果、豊平川は稚魚の放流数を減らしても親魚の遡上数が維持されていること、野生魚の遡上数が増えたことが報告されました。
その後、基調講演として北海道立総合研究機構の卜部浩一様より「川に必要な3つの流れ サケの産卵環境に重要な砂利のながれに着目して」と題して川の砂利と水温の関係について発表頂きました。活動報告の後は学生の皆様によるポスター発表を行いました。最後に、みんなでサケさがそ!フォトコンテストの表彰を行いました。
第13号 2023年4月
≫特集 SWSP市民フォーラム2023 「札幌にもアラスカにもサケは生きる」
特集では、1月に行われた「SWSP市民フォーラム2023」の様子を掲載しています。2021年からはコロナ禍となりオンライン開催でしたが、今年は会場とオンラインのハイブリッド開催としました。会場40人+オンライン72人(最大時)=合計112人と多くの方にご参加いただきました。
今年のフォーラムでは、最初に基調講演として Prince William Sound Science Center のピート・ランド (Pete Rand)さんにご講演いただきました。
「The biology and status of wild salmon in the North Pacific」と題し、北太平洋地域における野生サケ・マスの生物学と現状についてご紹介いただきました。
その後、SWSPメンバーが今シーズンの活動報告を行いました。活動報告の後は高校生による研究発表を行いました。最後に、みんなでサケさがそ!フォトコンテストの表彰を行いました。
第12号 2022年4月
≫特集 SWSP市民フォーラム2022 ON-LINE「漁業とのつながりをさがして」
特集では、1月29日に行われた「SWSP市民フォーラム2022」の様子を掲載しています。コロナ禍でのオンライン開催となりましたが、120名の方にご視聴頂きました。
今年のフォーラムでは、最初にSWSPメンバーが今シーズンの活動報告を行いました。その後、基調講演を行い、斜里町水産林務課の森高志さんに登壇して頂きました。発表内容は「斜里町におけるサケ・カラフトマスの自然産卵環境の保全と再生の取り組み」と題し、漁業者等の様々な主体と取り組んだ川づくりをご紹介頂きました。基調講演の後は高校生による研究発表を行い、ユニークな視点での研究成果が発表されました。最後に、みんなでサケさがそ!フォトコンテストの表彰を行いました。
また、当日の録画をYoutubeにアップしています。https://youtu.be/jo6lzU4BxZo
第11号 2021年5月
≫特集 SWSP市民フォーラム2021 ON-LINE「サケに好かれる街、札幌」
特集では、1月23日に行われた「SWSP市民フォーラム2021」の様子を掲載しています。コロナ禍で初めてのオンライン開催となりましたが、約100名の方にご視聴頂きました。
フォーラムでは、「サケ(肉)を好む社会は サケに好かれる社会になれるのか」と題し、東京大学大学院新領域創成科学研究科の福永真弓准教授に基調講演をして頂いた模様を掲載しています。基調講演の後はSWSPメンバーとサケと人の関りについてパネルディスカッションで議論しました。
また、毎年恒例のSWSPの1年間の活動報告とみんなでサケさがそ!の結果発表も行いました。ぜひ、ご覧下さい!
第10号 2020年4月
特集では、1月25日に行われた「SWSP市民フォーラム2020」の様子を掲載しています。6回目の開催となったフォーラムでは、サケ文化をテーマに札幌大学の瀬川拓郎教授と東京大学大気海洋研究所の青山潤教授に基調講演をして頂きました。基調講演後は、環境局環境共生担当課の金綱課長、講演頂いたお二人およびSWSPの森田共同代表の4名で札幌のサケ文化についてパネルディスカッションを行いました。
フォーラムにお越しできなかった方も、お越し頂いた方も是非お読みください。
第9号 2019年3月
≫特集 SWSP市民フォーラム2019「札幌のサケが命をつなぐ川づくり」
特集では、1月26日に行われた「SWSP市民フォーラム2019」の様子を掲載しています。今年はSWSPが設立されて満4年となり、順応的管理によって放流された稚魚が回帰したり、河川での産卵環境改善の取り組みなど盛りだくさんの内容となってます。フォーラムにお越しできなかった方にも当日の様子や内容がわかるようにしました。お越し頂いた方も是非お読みください。
第8号 2018年4月
伴 真俊氏/浦野 明央氏/かじさやか氏
特集では、1月27日に行われた「SWSP市民フォーラム2017」の報告書を掲載しています。フォーラムにお越しできなかった方にも当日の様子や内容がわかるようにしました。お越し頂いた方も是非お読みください。
中盤は北海道新聞社のカメラマンである西野さんに24時間サケ稚魚調査の密着ドキュメントを掲載しています。
恒例のちびりんまんがも掲載しています。
第7号 2017年7月
伴 真俊氏/浦野 明央氏/かじさやか氏
巻頭では宝酒造株式会社から助成頂いた様子をお伝えしています。
中盤では、不定期で開催されているSWSP勉強会の模様をお伝えしています。勉強会にお越しできなかった方でも楽しめるように勉強会当時に使用した図表や解説で内容をリポートします。
終盤には、さけ科学館応援キャラクターのちびリンカちゃんとチェッポくんによる「ちびりんまんが」を掲載しています。
第6号 2017年3月
≫特集 SWSP市民フォーラム2017「でかけよう、サケのぼる川へ。」
佐々木 北斗氏/前田 有里氏/有賀 望氏/荒木 仁志氏/黒田 保孝氏/斉藤 裕也氏
菊池 基弘氏/森田 健太郎氏/本間 徹郎氏/小森 量平氏/かじさやか氏/岡本 康寿氏
特集では、1月29日に行われた「SWSP市民フォーラム2017」の報告書を掲載しています。フォーラムにお越しできなかった方にも当日の様子や内容がわかるようにしました。お越し頂いた方も是非お読みください。
終盤には、恒例のとさけ科学館応援キャラクターのちびリンカちゃんとチェッポくんによる「ちびりんまんが」を掲載しています。
第5号 2016年7月
森田 健太郎氏/有賀 望氏/斉藤 裕也氏/菅原 正則氏/棟方 有宗氏/荒木 仁志氏
佐々木 北斗氏/かじさやか氏
特集では、森田SWSP共同代表が日本生態学会第63回仙台大会で企画した自由集会「市民によるサケの保全活動を考える-特に稚魚の放流について」について掲載しています。北海道だけでなく本州の話題もあり充実した内容となっています。
また、3月から初夏にかけてSWSPでは豊平川で海へ降下している稚魚の調査を行ったので、調査報告を本誌でさせて頂いています。
終盤には、ご寄附のご報告、2016通常総会開催報告などSWSPからのお知らせと恒例のとさけ科学館応援キャラクターのちびリンカちゃんとチェッポくんによる「ちびりんまんが」を掲載しています。
第4号 2016年2月
≫特集「豊平川の野生サケ」SWSP市民フォーラム2016報告書
(1)標津町サケマス自然産卵調査協議会の取り組みについて
市村政樹さん 標津サーモン科学館館長
(2)本州の渓流におけるヤマメ・アマゴの野生魚と放流魚との違い
岸大弼さん 岐阜県水産研究所主任研究員
(3)SWSP2015年度活動報告
森田健太郎さん SWSPの目的と取り組みについて
前田有里さん 放流サケ稚魚の耳石温度標識について
佐々木北斗さん 2015年度豊平川サケ産卵床調査結果について
渡辺恵三さん 僕たちは、サケ産卵場をつくれるのか?
(4)パネルディスカッション
市村政樹さん+岸大弼さん+森田健太郎さん
(5)札幌市立真駒内公園小学校「サケ学習」ポスターセッション
(6)「みんなでサケさがそ!」投稿フォトコンテスト結果発表
(7)かじさやか ちびリンまんが(3)
(8)参加者の声 アンケート結果から
※本書は一般財団法人セブンーイレブン記念財団の助成を受けて作成しました。
第3号 2016年1月
向井 徹氏/根岸 淳二郎氏/渡辺 恵三氏・角田 武氏/佐々木 北斗氏
佐藤 信洋氏/木村義一氏/かじさやか氏
今シーズンは本格的にSWSPが活動した最初の年であり、市民によるサケ調査、教育活動、産卵場造成、産卵床調査、耳石温度標識作業用具の導入...と盛りだくさんの活動を行ってきました。本誌ではそれらの活動報告を掲載しました。
終盤には、千歳川のサケの孵化事業を成功させた伊藤一隆のお話とさけ科学館応援キャラクターのちびリンカちゃんとチェッポくんによる「耳石温度標識法」についてわかりやすく解説した可愛い漫画が掲載されています。
第2号 2015年5月
森田 健太郎氏/佐藤 俊平氏/かじさやか氏
2014-2015年に遡上した豊平川サケのモニタリング報告を掲載しました。「順応的管理」を駆使して野生サケ個体復元を目指すSWSPにとって、毎シーズンの遡上サケのモニタリングは、もっとも重要な活動です。
中盤のコーナーでは、「サケがおかれてきた社会状況」や「サケの遺伝子」と様々な視点から見た豊平川サケの解説を掲載しています。
終盤には、さけ科学館応援キャラクターのちびリンカちゃんとチェッポくんによる「野生サケ」についてわかりやすく解説した可愛い漫画が掲載されています。
第1号 2015年1月
木村 義一氏/有賀 望氏/畠山 亜希子氏/荒木 仁志氏/中村 太士氏
194万都市・札幌を流れる豊平川を舞台に2014年、画期的な自然復元計画がスタートしました。その名も「札幌ワイルドサーモンプロジェクト」。人工ふ化放流によって1980年代に自然遡上が復活したサケ個体群を、人の助けによらず自力で世代交代していける「野生魚」に戻すのです。
11月3日、札幌国際ビル会議場に超満員の聴衆を集めたお披露目フォーラムのもようをお届けします。