稚魚調査の夜通し調査を行いました


 

SWSPでは稚魚の流下状況を調べています。川底の産卵床で卵からかえり、石の下から浮上したサケ稚魚たちは、しばらくの間は川の中でユスリカなどを食べて成長します。そして、日没後、夜陰に乗じて海へ向かいます。流されていくのではなく、頭を下流に向けて泳いでいきます。では、どの時期にどれだけ?を知ろうというのが、稚魚調査です。網で捕まえる手作業の調査です。期間は3月上旬から6月いっぱいまでです。

シーズンに1回、夜通しの調査があります。今回の映像はその模様を記録しています。どの時間帯にどれだけ?を知るためで、午後4時から翌日の午前7時半まで調べました。

こうしたデータは数年集めることが必要ですが、今回の結果は9月ころまでには、まとまる見込みです。お楽しみに!

(※稚魚の泳力調査は別途です)