1月30日午後、「SWSP札幌ワイルドサーモンプロジェクト 市民フォーラム2016」を札幌エルプラザで開催しました。当日は寒い日にも関わらず、大人89人、子供13人、合計102人の方にご来場いただき、盛況となりました。
SWSPの2015年シーズンの活動報告や野生サケをめぐる最新研究を紹介する講演や、札幌市立真駒内公園小児童らのポスター発表、市民が参加した「携帯フォトコンテスト」表彰式を行われました。
★ここから先は写真アルバムでお楽しみください。長いのでお時間あるときにどうぞ!★
■真駒内公園小学校ポスター展
開演前の時間は、真駒内公園小学校の真駒内公園小学校の総合学習のポスター発表会が行われました。
学習テーマは「野生魚と放流魚」の違い。この発表に向けてSWSPスタッフが講師として活動しました。
みなさん初対面の方に対しても丁寧に、一生懸命に説明していて、絵や色を使ってわかりやすく書かれていてました。
※展示されたポスターは、フォーラム後さけ科学館で展示しています。詳しくはこちら。
■SWSP2015年度活動報告
SWSP活動内容の概要を報告した後、今シーズン主にSWSPが活動した内容の「産卵床調査」「産卵場作り」「耳石温度標識用具購入」についてそれぞれのSWSPの担当スタッフが報告しました。
■市村正樹さんの講演
道東の標津町におけるサケマスの自然産卵調査協議会の取り組みについてご講演頂きました。
同じ北海道でもサケが母川に帰ってくる確率が違うことや、ふ化場がある河川でのサケが産卵する場所について発表していただきました。
■岸大弼さんの講演
本州の渓流におけるヤマメ・アマゴの野生魚と放流魚の違いについてご講演頂きました。
同じ種の生物でも、育った環境で性格に差が出て、それが成長や生存にかかわることを教えていただきました。
稚魚まで養殖された放流魚は警戒心が薄い分外敵が来ても餌を食べつつける傾向があり、成長が良いものの生存率は低いようです。
■会場の様子
多くの観客にお越しいただき、発表に耳を傾けていました。
質疑応答では、若い方からお年寄りまでいろいろな方から質問やご意見を頂き活発な議論が行われました。
■真駒内公園小学校ポスター展 表彰式
冒頭のポスター展の表彰式が行われました。
優秀賞の2グループには賞状を、最優秀賞の1グループには賞状とメダルが渡されました。
※展示されたポスターは、フォーラム後さけ科学館で展示しています。詳しくはこちら。
■真駒内公園小学校ポスター展 参加賞
ポスター発表した小学生全員にSWSPオリジナル缶バッジが渡されました。画面中央に「SWSP」と書いてあるものが缶バッジです。
みなさんの笑顔が輝いていました。
※展示されたポスターは、フォーラム後さけ科学館で展示しています。詳しくはこちら。
■みんなでサケさがそ!表彰式
ホームページより一般の皆様からご投票いただき、多くの得票数を得た写真の撮影者を表彰しました。
受賞者には賞状とSWSPオリジナルトートバッグが渡されました。
※みんなでサケさがそ!で投稿された写真をムービーにまとめました。こちらからどうぞ。